医学用語では尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)です。
全身のいたるところに出現しますが、手、足、顔は一番の好発部位です。
目に見えない微細な傷からウイルスが入り込みそれが増殖することで発症します。
砂場でよく遊ぶ子供や素足でズック靴をはいている子供に多いのは砂や砂利でこすれた皮膚よりウイルスが侵入しやすくなるせいです。
一般的には皮面より隆起し、触れるとやや硬く、表面が少しざらつき、よくみるとたくさんの小さい出血点があるのでいぼとわかることが多いです。
治療はLNT(Liquid Nitrogen Treatment)= 液体窒素療法を行います。
簡単に言うと、マイナス200度の液体窒素でいぼをやけどさせ、その組織を破壊して取り省く方法です。かなり痛く水ぶくれや血豆になって腫れますが、そのほうが治りが早くなります。
医学用語では鶏眼(けいがん)です。
足の裏にできやすく、ハイヒールや底の固い靴をはく女性に多くみられます。
一般的には、押すよりもつまむ方が痛みを感じやすいという特徴があります。
治療はずばり”しん”を取り除くことです。
出血しないよう慎重に小さなはさみで切除するか、約5~7日間のあいだスピール膏(サリチル酸絆創膏)をはって、角質を柔らかくしてからけずり取ります。大きくて深さがあるものの場合には、これを何度も繰り返す必要があります。
また自由診療(自費)になりますが、局所麻酔をしたうえでの炭酸ガスレーザーも有効ですね。
再発しやすいので根気良く治療しましょう。
医学用語では”胼胝”です。「べんち」と読みます。
ペンダコという言葉がありますが、皮膚が慢性的に外的刺激を受け角質が厚くなった状態のことです。
魚の目との違いは、簡単にいうと、たこには芯のようなものはありません。
痛くなければ放っておいてもかまいません。
足の裏にあり、歩くと痛むような場合にはハサミ、メスなどで慎重に固くなった角質を取り除きます。
極端に厚いたこはスピール膏(サリチル酸絆創膏)を入浴しても取れにくいテープでしっかりと固定し、5~7日間貼りっぱなしにした後に同様の処置をします。
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